写真をスキャンする場合、ホームページであれば、ディスプレーが72ドットくらいなので100〜150ドットくらいで充分です。

 大体のスキャンサイズは(フルカラーの場合…RGB各色256×256×256 24ビット)

(縦の長さ(o)÷25.4(インチ)×スキャンドット数)
  ×(横の長さ÷25.4×スキャンドット数) × 3 × 8 ÷ 8
     <ピクセル数を求める>     (上の3はRGB(加法混色)の場合)
                      (YMCB(減法混色)の場合は4)
    最初の8は256階調(2の8乗)、最後の割る8はバイトに換算

 拡大する場合は解像度を上げて、縮小して使う時は解像度を下げるとよいでしょう。
 ガンマ値を大きくすると明るい感じに、小さくすると暗くなります。図のように使っていない部分(白い部分)を削ってトーンカーブを立たせると明るい感じになります。コンピュータは何度でもやり直しがききますから、チャレンジしてみてください。
 ガンマ値は γ(ガンマ)=tanθ(シータ)、つまり、値が1の場合、直角二等辺三角形になりますから、角度は45度です。印刷(製版)の濃度は、常用対数で表されます。
 例えば、"3"はガンマ値ではトーンカーブの角度(θ)は約72度、常用対数では1の100倍になります。普段は2.5ぐらいまでを目安にしています(トーンカーブの場合)。角度で約68度くらい、常用対数では、log3=0.4771なので30倍ぐらいになります。
 特別な表現手法以外では、これ以下にした方がよいでしょう。


 絵を描くときは、普通、画用紙など一枚に描きあげますが、コンピュータの場合は、いくつかのブロックやレイヤー(階層)に分けて描いて、後で重ね合わした方が、直しが出たりしても容易に対応できます。一般に絵を描くときは、ドロー系のソフト、その絵にアレンジを加えたりするのは、ペイント系のソフトを使います。
 また、版権フリーの素材を使う場合、bmpやpictデータのではアンチエイリアス(アンチエイリアシング)が使われていて、背景に濃い色を使っていると、絵の周りに白が残ることがあります(実際にはイラストの縁と白(背景)との間の白に近い中間色)。
 通常、素材集などはbmpとpictとepsデータが入っているので、epsデータが読み込めてアンチエイリアスが行えるソフト(主にドロー系)があれば、epsで取り込んで、bmpなどに保存するときに、アンチエイリアスをかけないようにするか、背景と同じ色で周りを塗ってからアンチエイリアスをかければ、周りの白は消せます。
 それと、epsデータはネスト(入れ子)になっているので、ブロックやグループを解除出来れば編集することも出来ます。1度だけでなく、数回解除する必要がある場合もあります。

 左の画像はイメージです。左はbmpデータをそのまま取り込んだもの。中央はアンチエイリアスを解除して張り込んだもの、右は周りを背景と同じ色に塗ってから、アンチエイリアスをかけたものを張り込んだものです。
 サイズは、スペースとデータ量を考慮してドロー系のソフトでかなり縮小してあります。

 カットを描くときは倍の大きさで描いて、2分の1に縮小すれば、粗さも目立たなくなります。逆に小さいカットを拡大すると、ペイント系のソフトではジャギー(ギザギザ)も一緒に大きくなりますが、ドロー系のソフトを使うと再計算をして綺麗な線にしてくれます。ただし、アクセサリのペイントは、「縮小」がヘタです。
悲惨な結果になります。

 文字をステータスバーに流すときは、ここをクリックして、そのHTMLのソースを読み込み、JAVAスクリプトの部分をコピーして自分のHTMLに貼り付けてください。スクリプトの最後までと次の背景(background)の設定、その後のオンロード〜セットタイムアウトのところまで必要です。その中の日本語の部分を書き直して、背景の設定をしなおせば終了です。コピーライトの部分は必ず入れてください。これは本に書いてあったので。ここからのリンク先には、他にも少しJavaScriptがあります。
 ブラウザの調子が悪くなったりしたら、すぐにはずしてください。


 今回、ホームページを作るのにエディタが結構役に立ちました。前に書いたファイルを使う時など、張り込む前に改行マークを改行タグに変換しておくと後が楽です。ワープロソフトのHTMLエディタでは自動でやってくれるのかもしれませんが。
 正規表現やマクロは名前からして難しそうですが、"\n"ニューラインと"\r"キャリッジリターンを覚えているだけでも結構使えます。図のように、正規表現にチェックを入れる。(図は秀まるエディタ)
 それに軽いので、すぐに使えます。うちの場合本業の方でもよく使います。例えば、漢数字と算用数字の変換、数字に位取りのカンマを入れる場合など1文字ずつやっていると大変です。マクロは1度書けば何度でも使えますから、だいぶ楽になりました。

Windows

Macintosh

●ホームページアップロード用ソフト。
 エクスプローラ感覚で使える。
 ウィンドウズ版。シェアウェア 2,000円

NextFTP


●ウインドウズ定番エディタ
 シェアウェア 4,000円

秀丸エディタ

●フォームタグを使ってアンケートなどを
 行うとURLエンコードされた、%と16
 進数の数字が返ってきます。デコードす
 る場合のソフトを紹介します。

ClipDecoder


●アップルコンピュータのホームページ
 バージョンアップの際は、出力センタ
 ー等にシステムの確認をしてください。

アップルコンピュータ

●ホームページを作ったら、検索エンジン(電話帳のようなもの)に登録しましょう。
 1回の入力で国内の主な検索エンジンに登録できます。
 個別に登録してある人は重複しないように気を付けてください。

一 発 太 郎

     YAHOOは直接登録した方が早いようです。

 そのほか、今回ホームページを作っていて気づいたこと

 一部うちのコンピュータだけかもしれませんが

●見ている人のディスプレーの大きさや解像度はいろいろです。多くの人は15インチディスプレーで640×480でみていると思います。幅は560〜600ぐらいにしてBORDER="0"の表の中に入れてしまうといいようです。

●フレームをつくると、フレーム表示できないブラウザのためにフレームを使わないページを作る必要がある。どうリンクさせるか考えるのが大変。

●他のフレームに移るとき、例えば、フレームのないページに飛ぶときにターゲット="_TOP"と大文字にすると新しいブラウザを開く。小文字だと大丈夫みたい。

●表を作るときは、空のセルにもダミーの全角スペースなどを入れておかないと浮き出てしまう。

●大きな表やリンクなどの作業は直接ソースを書き換えた方が早い。エディタなどのコピーや置換、正規表現などを使って作っておいて後から張り込む方が良い。

●HTMLエディタは完全なWYSIWYG(ウィジウィグ)ではないので、ブラウザでの確認が必要でこれが面倒。

●ホームページを作ると言っても、いろいろな作り方がある。

●いろいろと凝ってみても、最後はシンプルなものに落ち着いてしまう。