コンピュータの文字の大きさには、ポイントと級数と2通りあります。

   ポイント 約72分の1インチ 0.3514o(0.35)
   級数(H) 4分の1ミリ    0.25o  級はQとも書きます

 字のデザインは通常ベタ組で、一番美しいようにレイアウトされています。
 また、行送りは字間の1.5倍を基準としています。1行が長いときや文字のサイズが大きいときは広めにとるといいでしょう。また、文字サイズは、フォントによっても見た目が違います。明朝系に比べ、丸ゴジックの方が同じポイントでも大きく見えます。
 ワープロソフトは、字の大きさはポイント、字間、行間はミリ単位で指定する場合が多いので、上の数字を参考にしてください。(インターネットの場合は難しいですが)
 級数(Q)もしくは歯数(H)は、メートル法でわかりやすいのですが、パソコンソフトではまだ対応していないものが多く、高価なDTPソフトに限られているようです。
 将来的にはメートル法に統一されるでしょうが、技術大国のアメリカが、なかなかメートル法に移行できないのが現状です。(イギリスは1995年の暮れにやっと移行した)




 文章の書き方は、辞書などの付録(後ろの方)についている、送り仮名の付け方、外来語の表記、現代仮名遣い等を参考にするのがいいでしょう。常用漢字(内閣告示第1号)と送り仮名の付け方は昭和56年に、現代仮名遣いは昭和61年、外来語の表記については平成3年に改正されています。
 辞書が古いと違う場合があるで、気をつけてください。

   送り仮名の付け方  昭和56年10月1日  内閣告示第3号 改正
    現代仮名遣い   昭和61年7月1日  内閣告示・訓令
    外来語の表記   平成3年6月28日  内閣告示・訓令
    
 ワープロソフトにも校正や送りがなの選択(本則、送る、省く)等の機能が付いているのでそれを利用するのがいいかもしれません。
 ただし、ワープロ等の機械校正は手助けにはなりますが、最終的には人間の判断に頼ることになります。(固有名詞や同音異義語など機械には難しい)

 送りがなの付け方の基準は、"活用語尾から送る"です。
 例えば昔は、"行なう、表わす"などと送っていましたが、現在は「行う」です。

   行う 他動詞 ワ行5段活用 活用語尾は「わ(お)い(っ)ううええ」
      ただし、許容として、「行なう」も認められています。

 特にパソコン雑誌等は、よく使っているようです。ちなみに新聞は「行う」です。

また、仮名遣いでは、「3か月」とか「3カ月」が両方使われています。
 新聞では「3カ月」、千葉県の広報等は「3か月」を使っています。小さい「か」「カ」「ケ」や大きい「ケ」は使いません。新聞の見出し等では使うことはあるようです。
●どっちかな?とわかりにくい例
『二語の連合によって生じた「ぢ」「づ」』
まぢか(間近)、おこづかい(小遣)、もとづく
『二語に分解しにくいものは「じ」「ず」』
ひとりずつ、ひざまずく、うなずく

 できれば、辞書は新しいものを使ってください。平成3年度版以降の物であれば、送り仮名と仮名遣い、外来語の表記については新しくなっているはずです。
 最初にルールを決めることが大切です。ページ毎にバラバラでは見栄えもよくありません。パソコンやワープロでは、送り仮名の設定を皆同じにしておけば、あとは機械がやってくれます。
 しかし古い辞書でなければのっていない言葉もありますので、両方をうまく使ってください。

常用漢字表と公用文書のリンク

時候の挨拶

 普段、何気なく使っている記号も、いざ、使うとなるとわからないものです。記号や組み方のルールなど身近な物を挙げてみます。

Helz

SI基本単位

名称 記号
長   さ メートル m
質   量 キログラム kg
時   間 s
電   流 アンペア A
熱力学温度 ケルビン K
物 質 量 モル mol
光   度 カンデラ cd

SI接頭語(一部)

接頭語 ピコ ナノ マイクロ ミリ センチ デシ デカ ヘクト キロ メガ ギガ テラ
記号 p n μ m c d da h k M G T

ただし、コンピュータの場合は、キロは大文字の"K"を使って区別します。
         1km  = 1000メートル = 10の3乗メートル
        1Kbyte  = 1024バイト  = 2の10乗バイト

 キロまでは小文字、メガから大文字になります。また、人の名前に由来する物、ワットやアンペア、パスカル、ボルトなどは最初の字は大文字になります。


 欧文は、1行目が行長に満たないことを"ウイドウ"といって嫌われます。行頭、行末を揃えることをハイフネーションといい、行末で切れる単語をハイフンを入れて分けることができます。このときは必ず、音節(シラブル)で切ります。日本人にはわかりにくい禁則処理ですが、辞書には単語を"・(中黒)"で分けて、切っていい場所がのっていますので必ず調べるようにしましょう。
 日本語の場合は、行頭に句読点、とじのカッコ・コーテーションマーク・ダブルミニュートが、行末には起こしのカッコが来ないようにします。横組みの場合は、算用数字(123456789)が分割されないようにします。昔は、"・(中黒)"、" 々(漢字返し)"、"ー(音引き)"、拗・促音なども行頭禁則でしたが、最近は新聞などでも、はずしています。句読点のピリオド、カンマは横組み専用です。
 ホームページの場合の禁則処理は、見ている人のブラウザの大きさもわかりませんし、改行禁止にすると縦と横のスクロールバーを交互に操作しなければならなくなり、かえって読みづらくなるかもしれません。無視しても仕方ないかもしれません。そのうちブラウザの方で日本語の禁則処理もできるようになると思います。

※踊り字の読み方は、いろいろあるようです。写植の学校で習った呼び方をしています。
 返し(ゝ、ヽ……はねのある方がひらがな用、ない方がカタカナに使う)、大返し(かな2文字の繰り返しに使う)、漢字返し(漢字用)と呼んでいます。
 返し、大返しは過去の作品の引用や歌詞などに使われることがあるが、現在は使わない。
コード表は"ファイルについて"の最後の方にあります。

  呼  称 使 い 方 組  み  方

ダブルミニュート 会話や引用文の前後 縦組み・横組みも可
“ ” コーテーションマーク 同上。横組み専用 横組みのみ
疑問符 疑問文の末尾 後ろは1字空き。カッコの場合はベタ
感嘆符 感嘆文の末尾 同上